松熊コラム- 左官工事のモルタル配合の種類とは -

2022.12.02松熊コラム

左官工事のモルタル配合の種類とは

左官工事のモルタル配合の種類とは

こんにちは!
大阪府岸和田市に拠点を構えて、左官工事を承っております株式会社松熊工業です。弊社が行っている左官工事ではモルタルが用いられ、配合の仕方により性質が異なります。そこで今回は、左官工事のモルタルの配合による種類について、性質を解説いたします。左官工事を検討されている方は、参考にしていただければ幸いです。

富調合

モルタルの富調合(ふちょうごう)は、下塗りに適している配合方法です。細骨材が少なくセメントの量が多くなっているモルタルは富調合モルタルと呼ばれ、高い強度を持っています。よく付着するため作業がしやすいものの、セメントの量が多いことからセメントが大きく収縮してひび割れしやすい点があります。セメントは、水と反応することで熱を発することが特徴です。これは水和反応というものであり、セメントを多く入れることで水和反応での熱が高くなります。表面にひび割れが発生しやすいのは、この熱による収縮が原因です。ひび割れが発生することを抑えるためには、砂の粒度を大きくする方法が用いられます。

貧調合

左官工事の上塗りに適しているモルタルの配合方法が、貧調合です。貧調合は、富調合とは反対にセメントの量が少ないモルタルです。強度は低くなるものの、あまり収縮せずにひび割れがしにくいため、きれいな仕上がりにできます。現在多いのは、上塗りに混和材を用いて作業効率が改善されたモルタルです。また貧調合では、仕上がりの精度を向上させるために砂の粒度を小さくします。仕上げの上塗りでは、このような貧調合が用いられます。

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左官工事のご依頼は松熊工業へ!

株式会社松熊工業では、左官工事のご相談を受け付けております。また弊社では、既存の建物の経年劣化あるいは傷んだ際の改修工事も手掛けております。工事を実施する際には、事故が発生することがあってはなりません。事故を防止するために、弊社では現場で声掛けをすることや独自ミーティングをするといった取り組みを行っております。夏季には熱中症対策も万全にしており、事故が起こらないように努めているのでご安心ください。
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