松熊コラム－ 土間工事はどんな仕事？ －

こんにちは！
大阪府岸和田市に事務所を構え、和泉市などの近畿一円でさまざまな建物を対象とした左官工事を行っている株式会社松熊工業です。「土間工事ってどのようなことをするの？」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は土間工事の仕事についてご紹介をいたします。ぜひ、最後までご覧ください！

土間工事とは？

土間工事は土間打ちと呼ばれることもあり、主に床面に施工を行う、平坦なコンクリートを敷き詰める工事を指します。玄関に続くアプローチや駐車スペースなどに多く用いられる定番の工事です。表面は白や灰色に仕上げ、凹凸のないコテ仕上げや、ハケを使って不均等の模様を入れるハケ引き仕上げなどの仕上げ方法があります。

土間工事の標準的な構造

一般的に土間工事は三層構造となっています。基本的には、地面に砕石を敷き詰めてコンクリートで覆い、車などの重量に耐えるためにコンクリート内に鉄筋を入れて強度を増します。また、表面に雨水などが溜まらないように水勾配と呼ばれる傾斜をつけることが一般的です。

目地の重要性

土間工事を施した床面は、非常に頑丈で長年変化が少ないと思われがちですが、温度によって伸縮します。これは、コンクリートに含まれる水分が低温になると凍ってしまい、膨張するため起こる現象です。コンクリートの伸縮は、ひび割れや亀裂の原因にもなりますので、伸縮目地と呼ばれる溝を設けて、余裕を持たせることでひび割れなどの現象を防ぎます。また、機能面において効果を発揮する目地ですが、近年ではこの目地をデザイン要素として取り入れることも多くなっています。

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